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DVが起こる原因と対処方法

DVが起こると、ときには被害者が死亡することもあり、非常に深刻になる可能性があります。ただ、DV加害者の男性は、必ずしも性格が粗暴というわけではなく、温厚で外面は良いケースも多いです。DVは、どうして起こってしまうものなのでしょうか? 今回は、DVが起こる原因と、正しい対処方法を解説します。  

1.DVとは

DVとは、家庭内暴力(ドメスティック・バイオレンス)です。多くのケースでは、夫から妻に対する身体的な暴力を指します。 ひと言でDVと言っても、程度や内容はさまざまです。 月に1回程度暴力が振るわれるケースもありますし、週に3~4回以上も暴力が振るわれるケースもあります。ふだんは優しいのに、飲酒すると人が変わったように暴れて妻を殴る、蹴るというパターンも多いです。 DVがあまりに酷い場合、被害者が死亡することもありますし、被害者が加害者に対する殺意を抱くケースなども多いので、非常に深刻な問題となります。 このような酷いDVが起こっている場合、当然に離婚原因になりますし、被害者は加害者に対して慰謝料請求をすることも可能です。

2.DVの原因には、加害者の問題と被害者の問題がある

DVは、何が原因で起こってしまうのでしょうか? DVの原因には、加害者側が抱える事情と被害者側が抱える問題の両面があるので、以下では分けて見ていきましょう。

2-1.加害者側の原因

相手に対する支配欲

DVが起こるのは、相手に対する支配欲が原因になっていることが多いです。相手を失いたくない、自分の支配下においていたいという気持ちから、相手を暴力で従わせようとしてしまいます。

飲酒

普段は温厚なのに、酒が入るとDV夫に豹変する人は非常に多いです。 毎晩晩酌の度に妻を殴ってしまうということもあります。妻としては「ふだんはいい人だから」と思い、別れる気持ちになれないので、被害が長期化しやすいパターンです。

子どもの頃、DVが行われていた家庭で育った

子どもの頃、自分の父親が母親を殴っていた家庭で育った人は、自分が大人になってもDVを行いやすいです。父親に対する嫌悪感を持ちながらも、そこで培われた感覚が抜けきらないことが原因です。

過剰なストレス

職場で自分もパワハラを受けているなど、過剰なストレスを抱えている場合、男性は家で、自分より弱い存在である妻に暴力を振るってしまうことがあります。 このパターンの場合、ストレス要因を取り除いたらDV行為を改善できる可能性があります。

女性は男性に従うべきと言う考え方

日本では、昔から「結婚したら、女性は男性に従うべき」という考え方があります。社会構造としても、職場や地域活動などにおいて、男性が女性よりも優位に立っていることが多いです。収入も、妻より夫の方が高額な家庭が多いでしょう。 このように、常に男性優位の考え方が根付いている中では、男性が女性を殴っても許されるという雰囲気があるために、DVが行われる素地があります。  

2-2.被害者側の原因

DVが発生する原因は、男性側だけではなく女性側にも存在します。

DV被害の自覚がない

DV被害者は、自分がDV被害を受けているという自覚がないことが多いです。それどころか「相手が暴力を振るうのは、自分に非があるためだ」と思い込んでいることもよくあります。暴力が日常化すると、それに慣れてしまうこともあり、暴力を自分に対する愛情表現だと受け止めるようになるケースもあります。そこで、周囲に相談することもなく、長期間が過ぎてしまい、被害が悪化することが多いです。

相手に依存している

DVを受けている被害者自身が、加害者に依存してしまっていることもよくあります。加害者は「お前がいなくなったら俺は死ぬ」などと言うことが多いのですが、被害者の女性も「この人には私が必要」と思い込んで、まるで相手と一心同体のように感じてしまうのです。 そこで、DV被害者と一時的に保護しても、相手から連絡があったり相手のことが心配になったりすると、保護施設から逃げ出して、自ら相手のいる家に戻ってしまう人もいます。

3.DV夫に変わってもらうのは難しい

DVを受けている場合、相手に対し「いつか変わってくれる」と期待している妻も多いです。しかし、多くの場合、夫が変わることは期待できません。 DVを行う夫は、暴力を振るった後、涙を流して反省し、土下座することなども多いので、女性はついつい気を許してしまうのですが、これは結局一時的なもので、夫が変わったわけではないのです。すぐにまた、暴力の繰り返しになります。 本当の意味で解決をするためには、夫が変わることを期待するのではなく、自分から行動を起こす必要があります。

4.酷いケースでは、早めの別居・離婚が必要

DVにも程度があり、どのような場合でも離婚しなければならないというものではありません。ただ、頻繁に暴力が振るわれるケースや、一回の暴力の程度が酷いケースなどでは、一刻も早く離婚しなければならないことがあるのも事実です。 DV被害者は、被害を自覚していないことが多いので、まずは、自分が被害者であることを認識し、周囲に相談することが必要です。DV被害者用の保護施設もあるので、警察に相談に行き、事情を話して保護してもらいましょう。   いきなり一人で行動を起こすのが不安なら、弁護士に相談をしてアドバイスを求めることが役に立ちます。無料相談できる事務所もたくさんあるので、深刻な被害が起こる前に、早めに利用しましょう。